経済学
econ.bst でジャーナル名の短縮表示に対応しました。対応したのは、cusomizationフォルダに置いてあるecon-abbr.bst、econ-jet.bst、econ-jpe.bst です。 この bst ファイルを利用すると、例えばbibファイル(BibTeXのデータベース)でjournal フィールドに…
週刊東洋経済に早稲田大学の有村俊秀先生と「カーボンプライシング(炭素価格政策)」についての記事を書かせてもらいました。以下のページの記事です。 脱炭素社会への切り札、カーボンプライシング 有村 俊秀:早稲田大学政治経済学術院教授 / 武田 史郎…
AER(American Economic Review)という雑誌に掲載された以下の「Ray ⓡ Robson (2018)」という論文の内容についての話です(著者名の区切に「ⓡ」という記号を使っている理由はあとで説明します)。 Ray, Debraj ⓡ Arthur Robson (2018) "Certified Random: A …
「この場所」でecon.bstというBibTeXのスタイルファイルを作成・配布しています。これは主に経済学のジャーナル向けのスタイルです。ただし、特定のジャーナル向けというわけではなく、自分で簡単にカスタマイズできるということを特徴にしています。このeco…
丸善出版から『環境経済・政策学事典』という書籍が出版されました。環境経済・政策学会が編集者としてまとめた環境経済学、環境政策に関する事典です。 一つの項目について、2ページから4ページで解説するというスタイルです。あるトピックについて、基本的…
「経済学検定試験」というものがあります。ERE(Economics Record Examination)とも呼ばれます。名前の通り、経済学の検定試験で、経済学の知識・理解度を測るための試験です。 「ERE」は経済学の中の「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」、「財政学」、「金…
今、CGE分析での指数(物価指数、数量指数)の扱い方について調べています。それで経済学の指数の分野の文献をいろいろ見てるのですが、経済学で指数というとやはり「物価指数」が特に重要な分野になるようなので、物価指数の計算という観点からの文献が多い…
昨年(2017年)9月に、Harvard Project on Climate Agreementsが上海で開催したワークショップに参加しましたが、そのワークショップの内容等をまとめた冊子が作成されました。 International Cooperation in East Asia to Address Climate Changeというペー…
2017年12月15日(金)に、東京日本橋にある「早稲田大学WASEDA NEOホール」において、「パリ協定とカーボンプライシング-各国の政策動向と日本の長期削減目標に向けて-」という温暖化対策に関するシンポジウムが開催されます。誰でも申し込めば参加できる…
昔、温暖化対策の国境調整措置について以下のような論文を書きました。 Takeda, S., Tetsuya, H., & Arimura, T. H. (2012). A Computable General Equilibrium Analysis of Border Adjustments Under the Cap-and-Trade System: A Case Study of the Japane…
もうリリースされてからかなり経つのですが、 LANZ, Bruno; RUTHERFORD, Thomas F. GTAPinGAMS: Multiregional and Small Open Economy Models. Journal of Global Economic Analysis, [S.l.], v. 1, n. 2, p. 1-77, dec. 2016. ISSN 2377-2999. Available a…
以下の論文を書きました。 武田史郎(2017)「排出量取引と自主的行動によるCO2削減の効果-応用一般均衡 モデルによる分析-」,『環境科学会誌』,30(2),pp.141-149http://doi.org/10.11353/sesj.30.141 これは応用一般均衡モデルを用いて次の二つを分析…
「応用一般均衡(CGE)分析の解説文書」というページで、CGE 分析(応用一般均衡分析)の解説をしています。これらの文書を読めば CGE モデルを作成して、CGE 分析をできるようになると思います。しかし、そもそも CGE 分析をおこなう利点、必要性については…
「応用一般均衡(CGE)分析の解説文書」に Part 15 を追加しました。Part 14 までずっと仮想的なデータを用いたモデルでしたが、ここでやっと日本のデータを用いた CGE モデルを作成しています。 実際のデータを利用したモデルを作成する説明ができたという…
久しぶりに「応用一般均衡(CGE)分析の解説文書」というページに文書(Part 13 と Part 14)を追加しました。また既存の文書も(少しですが)改訂しました。 Part 13 では CGE 分析における「投資」の扱い方について説明しています。ただし、モデルとしては…
GTAP9データについての論文を書きました。 http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_rnote/menu.htmlにおいてあります。 昨年リリースされたGTAP9データの過去のバージョンからの変更点とGTAPデータを用いるときの注意点について簡単にまとめたものです。注意点…
jecon.bstのver.5.0をリリースしました。詳しい変更点は以下の通りです(それか「ここ」)。ユニコード文字も使えるように修正しました。 主な変更点。 翻訳者を指定する translator フィールドと監訳者を指定する kanyaku フィールド を追加。 author フィ…
jecon.bstのver.4.0をリリースしました。詳しい変更点は「ここ」を見てください。 主な変更点は\bysame命令(横棒)による著者名の省略の形式に新しいものを加えた点です。 Mazda, A., Subaru, B., and Honda, C., (2011) "ABC" Mazda, A., Subaru, B., and …
新しい本出ました。↓の本。私は「経済モデルを用いた気候変動政策分析」という章を書きました。早稲田大学の有村俊秀先生や千葉大学の阪本浩章先生も書いています。サーベイ論文というか展望論文を集めたもので、温暖化対策の経済分析に興味がある人には参考…
もうちょっと前のことですが、応用一般均衡(CGE)分析の解説文書というページにPart 10とPart 11を追加しました。 この後、Part 12では貿易の導入方法について説明したいと思います。それがすんだらやっと実際のデータを使ったCGE分析の話ができます。逆に…
明日、明後日の10月25日、26日に国際経済学会の全国大会が京都産業大学で開催されます。 ⇒大会ホームページ。 私も準備委員会として運営に関わっています。
「このメール」でIan Sue Wingという人が次のような質問をしています。 I am embarrassed to ask a basic question to which I really should know the answer, but apparently have not looked in the right place to find a definitive solution. Suppose …
最近、知った話ですが、昨年、ハーバード大学の二人の経済学者(Carmen ReinhartとKenneth Rogoff)の書いた論文、書籍に間違いがあったということが話題になったそうです。どういう間違いがあったかは「ケネス・ロゴフ - Wikipedia」で説明されています(全…
「応用一般均衡分析入門」というページに応用一般均衡分析(CGE分析)の解説文書を置いていこうと思います。とりあえずは3つしか置いてませんが、だんだん追加していく予定です。
今年の10月に日本国際経済学会の全国大会が京都産業大学で開催されます。その大会のページを「ここ」に作成しました。現在、発表の申し込みを募集中です。
【経済学部生のための基礎知識300題】名古屋学院大学経済学部 名古屋学院大学の経済学部が無料で経済学の問題集を公開しています。電子ブック版とPDF版の二つがあります。内容もいいですし、タブレットなどでも読めますから便利ですね。経済学の初学者にはと…