jecon.bst (ver.5.0)

jecon.bstのver.5.0をリリースしました。詳しい変更点は以下の通りです(それか「ここ」)。ユニコード文字も使えるように修正しました。



主な変更点。

  • 翻訳者を指定する translator フィールドと監訳者を指定する kanyaku フィールド を追加。

    author フィールドと同様に指定します。翻訳者と監訳者を分ける必要がなければ、ど ちらも translator に入れておけばよいと思います。一緒に `bst.translator.pre.jp' 等の関数も追加。

    似たようなフィールドで jauthor や jkanyaku 等がありますが、translator や kanyaku は邦訳書の場合に翻訳者、監訳者を入れることを念頭に置いてます。原著とは 別に邦訳書を独立した文献として登録する場合です。jauthor や jkanyaku は英語の文 献の情報に邦訳書の情報もおまけでつけるときに使います。

  • 文献ファイルでユニコード文字を利用しても適切に処理できるように修正。詳しい方法 については「jecon_unicode_xelatex.pdf」を読んでください。
  • カスタマイズ例の jecon_number.pdf を削除。番号での引用は代わりに jecon_jet.pdf で使うようにしました。
  • これまでファイルの文字コードを Shift JIS にしているファイルも含めていましたが、 もう止めました。UTF-8文字コードのものだけ配布します。
  • 例として付けているファイルの名前を変更。