さくらレンタルサーバーでのMySQLのアップデート

http://shirotakeda.org/はさくらレンタルサーバー上のスペースでmodxを利用して作成しています。最初にmodxをインストールしたときにはさくらのMySQLのバージョンが4.0だったのですが、現在ではMySQL 5.1が利用できるようになっています。

modxMySQL 4.0でも動作しますが、他のものがMySQL 5.0以上を要求することが多くなってきたので、アップデートしてみました。

行ったこと

  • データベースのバックアップ
  • MySQL 4.0上のデータベースを消去
  • MySQL 5.1上にデータベースを作成
  • バックアップしてあったデータのインポート
  • MySQLの変更に対応し、modxの設定を変更

データベースのアップデートについてはさくらインターネットのmysqlを4.0から5.1へ移行した | ueblogというページを参考にしました。このページの手順どおりでアップデートできました。

以下、おこなったことのメモ。

□ データベースのバックアップ.

ssh でログイン.

$ mysqldump-4.0 -h mysql36.db.sakura.ne.jp -u shirotakeda -p shirotakeda > mysqldump.sql

実行するとデータベースにアクセスするためのパスワードを聞かれるので入力.上手くいけば,データが mysqldump.sql に出力される.

実際にやってみると 5.3MB のサイズのファイルになった.

□ データベースの削除+作成

削除前のデータベースの情報.

データベース ユーザ名: shirotakeda

データベース名: shirotakeda

データベース サーバ: mysql36.db.sakura.ne.jp

データベース バージョン: MySQL 4.0

さくらでは、ユーザ名とデータベース名に同じ値が指定されています。

データベースの削除、作成はさくらインターネットのコントロールパネルからおこなう.「データベースの設定」→「データベースを削除」ボタンでデータベースを削除できる.この段階で試しに shirotakeda.org にアクセスすると,エラーが出て表示されない.削除すると,すぐに新しく作成するかどうか聞かれる.ここで,データベースのバージョンにMySQL 5.1 を指定.パスワードにはこれまでと同じものを指定しておく.

新しいデータの情報

データベース ユーザ名: shirotakeda

データベース名: shirotakeda

データベース サーバ: mysql219.db.sakura.ne.jp

データベース バージョン: MySQL 5.1

データベースサーバの名前が変更されている.また,MySQL のバージョンは 5.1 に.あとは前と変わらず.

□ データベースとのコネクション用の文字コードの変更

データベースとのコネクション用の文字コードutf-8に変更。

mysql> alter database mysql219.db.sakura.ne.jp character set utf8;
mysql> \C utf8

□ データベースのインポート.

mysql> \. mysqldump.sql

以上で,データベースの移行は終わり.

modx側の設定の変更.

データベースの名前が変更されているので,modx 側のデータベースの設定を変更.これには /manager/includes/config.inc.php の以下の部分を修正すればよい.

$database_server = 'mysql219.db.sakura.ne.jp';

以上で全部終了.今のところ特に問題なく動いている.