UDフォント

最近、私の大学では「UDフォント(ユニバーサルデザインフォント)」が推奨されるようになり、大学の書類などにUDフォントが使われることが多くなりました。

UDフォントは普通パソコンでよく利用されるフォント(普通の明朝や普通のゴシック)よりも読み易く作成されているそうです。Windows ではモリサワの「BIZ UD明朝」、「BIZ UDゴシック」、「UDデジタル教科書体」などがインストールされているので、追加費用なしで利用できます。

大学の書類ではこのうち「UDデジタル教科書体」がよく使われているのですが、私はこのフォントの見た目は嫌いです。教科書体自体はむしろ好きなのですが、「UDデジタル教科書体」はゴシック体のように線の太さが均一なので、これを明朝体の代わりに利用すると、全部の文字がゴシック体で書かれているときと同じように見にくく感じます。

読みやすいということですが、私には読みやすくないです。

ところで、「フォントワークスUDフォントエビデンス」という文書はUD フォントについて以下のように説明してます。

UDフォントとは、[可読性][視認性][判別性]に優れ、年齢・性別に関係なく、誰もが読みやすく、見やすいデザインが施された書体として各メーカーからリリースされています。

「年齢・性別に関係なく、誰もが読みやすく、見やすい」と言っていますが、年齢はわかりますが、性別によって読みにくい、見にくいなんていうフォントってそもそもあるのでしょうか?例えば、男が読みにくいフォントだとか.性別によって読みやすさが変わるフォントなんて思いつきませんが...