MS Word2007での数式番号の付け方

Word 2007からTeXと同じような記述で数式を書ける機能が実装されたので、数式を多用する際にもTeXを使わず、Word 2007を利用することが多くなりました。

数式自体はTeXと同じようにきれいに書けますし、TeXのような入力方式になっているので、今までの数式エディタ(MathTypeの簡易版)よりも基本的にはずっと便利だと思います。ただし、数式番号が付けられないというとんでもない仕様になっています.正確に言うと付けれることは付けれるのですが、数式番号を付けた場合、独立行形式ではなく、文中形式に自動で変わってしまいます(このため記号などが全部小さくなってしまう)。数式と同じ行に何か文字を打つと自動的に文中と判断するようになっているのだと思います。余計なお世話ですね。

このページに対処方法が紹介されています。ただし、この方法は面倒くさいですし、文中形式になってしまうという問題は解決できますが相互参照機能によって数式番号を引用することなどはやはりできません。Word 2010では数式番号を楽に指定できるように修正して欲しいです。